国分グループ本社「2019年度経営方針発表」

      2019/04/09   執筆者:編集部

国分グループ本社は4月4日、経営方針説明会をロイヤルパークホテルで開催、昨年度業績結果、新年度事業計画などについて発表した。國分勘兵衛会長は「前期決算は増収増益となったものの食品業界は人手不足、物流費の高騰など厳しい課題が残されており、10月からは消費税の増税、軽減税率導入など決まっています。こうした中、中間流通業として顧客満足度を高めていきたい」と挨拶した。この後、國分晃社長は2019年度経営方針について概ね次のように語った。「昨年は1兆8850億円、前年比100,3%、経常利益106億円(同109、7%)を達成、2020年には売上高2兆円、経常利益180億円を目指したい」と抱負を語った。経営方針としてはお客様からの情報を真摯に取り入れ、食のマーケティングカンパニーとして足元を固めていく。また、メーカーとは事業拡大のパートナーとしてコラボを積極的に進めたいと抱負を語った。この日は有力メーカーなど300社近くが参加、食品産業を取り巻く厳しい課題に取り組むことを約束した。