たかが2%消費増税、困ったもんだい(問題)

      執筆者:編集部

消費税が増税されて10日過ぎ、今のところ私の周りでは大きな問題もなく粛々と納税しておりますが、再度、周りを振り返りますと事務所近くの立ち食いソバ屋が、ざるそば320円のところ340円に値上げしていました。20円の値上げです。ええっと、320円の2%はいくらかな、と計算していましたが、券売機の前で立ち往生はできないので340円払ってそのまま食べて帰りました。また、近くの銭湯では460円のところ470円。10円だけのアップです。500円玉を渡して40円のお釣りをもらっていましたが、今回からは30円しか戻ってきません。はたまた、もう一軒の立ち食いソバ屋さんは増税せずに前の価格のまま販売していました。親父曰く「5%当時のまま、当店では増税できません」と自己負担を主張していました。増税に先立ち役所では、持ち帰りは2%軽減?、店で食べると10%?など素人ではわかりにくい説明をしていましたが、何のことかわからず税金を払っています。政府は2%増税だ、と言っていますが、負担する方から見ると2%は大変です。サラリーマの給料が2%上がれば差し引きチャラとなりますが、たぶん、上がってはいないでしょう。そうするとかなりの自己負担です。私の周りには年金生活者や貧しい方が一杯おられます(あたしも含めて)。お話を聞いていると大変、始末して、ほそぼそと暮らしているご老人がおられます。たかが2%といわれますが、こういう人たちの貴重な税金を徴収されているのですからよくよく考えて予算化してください。