キユーピー「10×20×30食品廃棄物削減」に参加

      執筆者:motoe

キユーピーは、食品廃棄物削減を目指す「10×20×30食品廃棄物削減イニシアティブ」に賛同し、サプライヤーとして参加したことを12月11日に表明。食品廃棄物の半減という目標の実現に貢献することを目指し、活動を開始した。「10×20×30食品廃棄物削減イニシアティブ」とは、WRI(World Resources Institute、世界資源研究所)の呼び掛けの下、世界の大手小売業など10社が、それぞれ20社の主要サプライヤーと共に、2030年までに主要サプライヤーの食品廃棄物の半減に取り組むことを意味し、さらに、この取り組みをサプライチェーン全体に波及させることを目指して協働するというもの。同社では、小売業としてアジアから唯一参画するイオンのサプライヤーとして参加する。同社は、社会に対するグループの貢献価値を定量的に測る指標としてサステナビリティ目標を設定し、「資源の有効活用と持続可能な調達」を掲げており、これまでにも、賞味期間の延長、卵殻の有効活用や野菜未利用部の飼料化など、さまざまな取り組みを行ってきた。同社は今後も、「10×20×30食品廃棄物削減イニシアティブ」の参加を含め、食品廃棄物の削減に貢献していくとしている。