森永製菓「属人化情報の見える化」サービス提供開始

      執筆者:motoe

森永製菓(東京都港区芝浦、代表取締役社長COO・森信也)は、パーパス実現に向けて新たな事業の芽を探すために実施した社内新規事業公募制度の中から、120年を超える歴史の中で培った信頼と技術を生かした新たな事業として、中小企業の属人化情報を"見える化"することで解決する新サービス「ミテツグ」の本格提供を9月8日より開始した。同サービスは、360°天球画像(カメラを中心に上下左右前後の全方位が写っている写真)を用いて、工場などの空間・設備・技術・手順を直感的に可視化させ、事業継承、技術伝承、人材教育、企業PRなどの課題を解決するサービス。属人化情報の"見える化"により、現場に眠るノウハウや技術が誰でも理解しやすくなり、「伝える術がない」「伝統の技術、重要な情報が属人化している」といった課題を抱える中小企業を支援するという。また、事業推進者は森永製菓の内外での経歴があり、その知見やネットワークを活かして食品工場を軸とした工場建築の伴走支援をはじめ、様々なオプションで中小企業を支援していくとしている。