国分「注目集める業務用・特殊ルート菓子商談会」

      執筆者:編集部

国分グループ本社は10月16日、2025年業務用・特殊ルート菓子商談会をビジョンセンターで開催した。同商談会は菓子の業績拡大を目的に開催されたもので、業務用菓子メーカーなど57社が出展、得意先48名、国分社員322名が参加した。同社では菓子業績の拡大をはかるため業務用、家庭用などのシームレス化を進めており、垣根を超えた新たな売り方提案やメーカーの未開拓ルート開発、同社の持つ多様なルート、業務用及び特殊ルートなどの活用などに取り組むと述べた。また、ターゲットとしては外食、給食、中食、レジャー施設、ノベルティとしてデパート外商、アミューズメント施設、特殊売店、学童保育、郵便局、輸出、インバウンド、食材、酒類卸店など広範囲な市場見据えていると述べた。商談会では国分社員や取引先関係者が出展者に売れ筋商品や一押し商品の説明を受けていた。同商談会はこれまで2024年に内見会として2回実施しているが、商品の引き合いや反応がよく、出展アイテムも545品から857品と大幅に増えた。同社マーケティング商品統括部千木良治部長は「菓子部門は売上高1000億円を目指している。こうした取組みでフードサービスや特殊ルートの新規得意先が拡大している」と成果を述べた。