スーパーマーケット1月販売速報 前年比103,4%増

      執筆者:野村憲之

2月24日、全国スーパーマーケット協会(東京都千代田区/会長横山清)のスーパーマーケット統計調査2月記者発表が行われた。席上、全国スーパーマーケット協会増井徳太郎副会長は2月18日~20日、千葉市·幕張メッセ全館で開催された「スーパーマーケットトレードショー2026」の登録入場者数が3日間で80,922名を記録したと発表。また、来年度は2月開催のほか、新たに生鮮売り場の質的向上を目的にスー「フレッシュソリューション」を7月に開催する、語った。この後、増井徳太郎副会長から2025年12月スーパーマーケット景気動向調査、確定実績値と1月実績測定値が発表された。12月の全店売上は1兆2867億4743万円(前年比101.8%)で横ばいとなった。この要因は消費者の節約志向、物価高などの影響によるもので、2026年1月速報値では前年比103.4%と持ち直している。寒さの影響もあり、ホットメニューが堅調で、青果·水産は横ばい。なべ物の季節柄、牛肉や豚肉、特に、しゃぶしゃぶ用豚肉の伸びが顕著で前年比106.6%となっている。一方、全体的には、恵方巻、飲料系の売上も減少傾向にあり、消費者の節約志向からディスカウント店、業務用スーパーなどに客足が向いているとみられる。続いて日本生活協同組合連合会松本圭司執行役員・渉外広報本部長は1月の供給量速報として店舗893億8100円(同101,5%)、宅配1591億2800万円(同101、0%)でいずれも対前年比101%前後の前年越えと発表した。店舗は客数、客単価ともに前年を上回り、分類別では水産、畜産、惣菜、日配、米、酒、加工食品、菓子が前年を超過した。宅配は利用人数と客単価において前年を下回ったものの、1月の曜日周りにより営業日数が増えたため前年比101.0%を達成できた。この後、ゲストスピーカ―Smil Circle岩城紀子代表取締役による講演があった。岩城社長は、事業は主にバイヤー代行業やスーパーマーケットのPB開発、通販大手の独自商品開発などで、マーケティング調査を活かした全国各地の旨いものを集合させた「グランドフードホール」(芦屋、六本木、名古屋星が丘店)のショップ経営を展開している。新規事業としては自然の中で始めた子供のための食のカリキュラム。そのために丹波篠山に2万6000坪の山林を購入、安全安心、健康を考えた食に対する一貫事業を展開したいと語った。