愛知、三重、和歌山にて高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜を確認

      執筆者:編集部2

高病原性鳥インフルエンザの猛威は、いまだ衰えることを知らない。2月14日、愛知県に新城市日吉にて、2例目となる鳥インフルエンザ感染疑似患畜、肉用・採卵用種鶏約17500羽が確認された。また、2月15日には、和歌山県紀の川市貴志川町の採卵鶏約10万羽と当該農場管理者が日常の飼養管理を行う農場で飼養されていた家きん約2万羽が、本日2月16日未明には、三重県南牟婁郡紀宝町の肉用鶏約67000羽が、相次いで疑似患畜と認定された。一方で、宮崎県における5例目の鳥インフルエンザが発生した延岡市の農場を中心に清浄性確認検査を実施し、当該区域の清浄性を確認した。これを受け、2月10日に開催された家きん疾病小委員会及び高病原性鳥インフルエンザ疫学調査チーム検討会の合同開催における専門家からの意見も踏まえ、5km~10kmの搬出制限区域を解除する。今後、同地域内で新たな発生が認められなければ、防疫措置が完了した日から21日が経過する、2月21日(月)午前0時をもって、移動制限が解除される見込みだ。