ニチレイ「東北地方太平洋沖地震の影響」

      執筆者:編集部

ニチレイグループは、各事業所の東北地方太平洋沖地震における被災状況及び事業継続の見込みについて詳細情報を発表した。同グループでは、北海道・東北・関東の、合わせて23の工場、倉庫、物流センター等が被災によって業務停止していたが、一部で業務再開された。北海道では、すべての事業所が再開した。東北では停電による業務停止が多く、復旧に時間のかかる見通しの事業所が多いが、盛岡センター(物流センター)、郡山物流センターが業務再開し、盛岡物流センター(冷蔵倉庫)もチルド、ドライの取扱を一部再開した。関東では、ニチレイフーズ船橋工場は一部ラインでの再開。茨城物流センターは再開するも断水が継続。東京物流センター(冷蔵倉庫)は3月22日以降で順次再開の見通し。(株)キョクレイ大黒埠頭物流センター(冷蔵倉庫)では一部地盤沈下のため、再開までに一週間ほどかかる見通し。