コカ・コーラ「災害支援に総額25億円の拠出」決定
執筆者:編集部
コカ・コーラカンパニーは、3月14日発表の総額6億円の緊急支援(現金および飲料)に加え、新たに「コカ・コーラ復興支援基金」を設立し、今回の東北地方太平洋沖地震によって甚大な被害を受けた被災地の復興・復旧ならびに被災者の方々の支援のために資金拠出することを決定した。これにより同社の支援総額は25億円となる。同社は、本基金を主に学校等、各地域で被災した子供たちのために必要とされる公共施設の復興のために役立ててもらいたいと考えている。本基金には同社の世界のコカ・コーラシステム社員からの寄付金も受け付ける。社員からの寄付金と同額を同社からマッチングして、すでに拠出を確定している25億円に上乗せして活用する。本基金は、日本コカ・コーラと12ボトラー社がこれまですでに行っている物資提供と義捐金を通じた支援努力をさらに強化するもの。こうした実施済み支援内容には、主に政府や地方自治体などに対する700万本を超える飲料(水、茶、スポーツドリンクなど)の提供が含まれる。また災害対応自動販売機による製品の無償提供も実施している。