農水省、約2万4千ヘクタールの農地が被害を受けたと推定
執筆者:編集部2
農林水産省では、津波により流失や冠水等の被害を受けた農地面積について調査・集計している。その結果、3月29日時点での農地の被害面積は、太平洋岸の6県(青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県)の合計で、約2万4千ヘクタールになると推定した。特に、被害が大きい農地は宮城県で、その被害推定面積は、耕地面積(平成22年度調査)約13.6万ヘクタールに対し、全体の11%(約1.5万ヘクタール)にも及ぶと推定される。なお、これは、被災地域の人工衛星写真や現地調査などの情報が更新されたことに伴い新たに集計したもので、県別や市町村別の面積集計を含む推定値であり、今後、さらに調査が進むことなどによって変更される可能性がある。