コカ・コーラ「飲料安定供給のための体制確立に向けて」
執筆者:編集部
東日本大震災によるさまざまな影響を受け、市場においてはミネラルウォーターを中心に清涼飲料への需要が高まる中、日本コカ・コーラシステムは、震災直後から国内における製品の安定供給をめざし、工場や事業所の一日も早い復旧に努めてきた。震災の影響を受けた東北・関東地方の11工場のうち8工場ではすでに復旧し、一部のエリアでは計画停電の影響をうけながらも、可能な限りの24時間連続生産体制で増産をめざしている。みちのくコカ・コーラボトリング㈱では、地震および津波による影響を受け、岩手県沿岸に位置する久慈・大船渡・宮古の4営業所と花巻・青森・秋田の3工場で、営業活動や製造活動を一時休止していた。しかし懸命の復旧活動の末、3月29日までにすべての営業所で活動を再開した。4月4日には花巻工場も再開し全工場での生産が可能となる。