パルシステム、石巻市にて300食の炊き出しカレーを提供

      執筆者:編集部2

パルシステムグループは、3月31日~4月2日までの3日間、宮城県への支援第1弾として、千葉・東京・山梨の各パルシステムから各2名(計6名)の炊き出し隊を派遣。石巻市にて、120名に300食分の炊き出しカレーライスを提供した。カレーを手にした被災者からは「支援物資はパンやおにぎりばかりで温かい物が食べたかった」等と笑顔がこぼれた。また、派遣隊は周辺一帯にて聞き取り調査も実施。市に不足物資について要望を出しているものの、供給される量は充分でないとわかった。主に不足しているのは、乾電池(LED懐中電灯用、単1・単4)、子供用紙パンツ、ローソク、卓上コンロカセットボンベ、調味料、燃料、灯油用ポンプ等で、地域によって物資の行き渡りに格差がある。実際、パルシステムでも組合員等から集めた支援物資を届けているが、受付センターでは膨大な支援物資をさばききれず、多くの車両が受付待ちの状況にある。パルシステムでは今回の活動経験を生かしながら、継続的な支援活動を続けていく。