サントリー「自動販売機の夏期使用電力25%削減」
執筆者:編集部
サントリーグループは、7月~9月の期間、東京電力管内の飲料自動販売機(約15万台)の最大使用電力を25%以上削減する。従来より飲料自動販売機は、最も電力消費の多い13時~16時にはピークカット機能により冷却運転を停止してきた。震災後は、東京電力管内で照明の24時間消灯を実施している。この結果、今夏の消費電力ピーク時(13時~16時)においては、使用電力は1台あたり17Wに抑えられることになる。また夏場1時間の平均消費電力は、1台約130Whであり東京電力管内にある業界全体の飲料自販機の使用電力は、東京電力全体の0.3%程度にしか過ぎない。さらに今回、業界全体で自販機の節電に取組む。同社でも設置先の理解を得て、午前9時から午後8時の時間帯にピークカット時間を延長することで使用電力の削減を図る。これにより東京電力管内の自販機の使用電力を昨年に比べて25%以上削減する。