味の素「被災地支援」や「スマート・エネルギー施策」など震災後の重要施策を発表
執筆者:編集部
味の素グループは、東日本大震災による影響を踏まえ、下記の3つを柱とする震災後の重要施策を決定した。(1)被災地特有の“食事の栄養アンバランス是正”をサポートする「被災地支援」(現地管理者としての専任部長を派遣、バランスの取れた食生活のための情報提供、“味の素グループ商品詰め合わせ”の提供など)、(2)電力エネルギーを適切、かつ賢く使用することを基本とする「スマート・エネルギー施策」(夏季長期休業、就業時間の前倒しといった働き方の見直し、生産部門の休日・夜間生産シフトと自家発電設備導入など)、(3)安定供給を志向した、幅広いリスクに対する国内バリューチェーン強化(共通原料化、代替レシピ開発、生産拠点の分散化、物流経路の複数化など)。(1)(2)については3年を目処に実施、(3)は2011年9月に短期・中期で取り組むテーマを具体化する。