農水省、合板に係る証明書等に関する注意喚起を発令

      執筆者:編集部2

農林水産省は、この度、合板に係る証明書等を偽装し、商取引を持ちかける事例を確認したため、関係12団体及び国土交通省に対して、7月29日付けで注意喚起の周知を発令した。ことの発端は、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律に基づく認定事業者(製品にJASマークを付すことが可能な業者)ではない「寿光市富士木業有限公司」という製造業者の名称を用いて、認定事業者であるかのように証明書等を偽装し、合板の商取引を持ち掛ける事例が確認されたことにある。しかし、当該事例に関する不正なJAS格付品が国内に流通している実態は確認されていない。このため、関係者に注意喚起のための通知を発出すると共に。引き続き市場調査等を行い、流通実態の把握に努めるとした。