農水省「ウメ輪紋ウイルスに関する対策検討会」開催

      執筆者:編集部2

農林水産省は、10月7日9時~農林水産省三番町共用会議所にて「ウメ輪紋ウイルスに関する対策検討会」を開催する。同会は、平成21年4月に東京都青梅市のウメに、我が国で初めて確認された、ウメ輪紋ウイルス(プラムポックスウイルス)による植物の病気(ウメ輪紋病)の発生に関する対策検討会。同省では、国内のモモやスモモなどの核果類果樹への被害を防止するため、植物防疫法に基づく緊急防除の実施等により、同ウイルスのまん延防止及び根絶を図っている。また、各都道府県の協力により、東京都青梅市等の緊急防除の防除区域及びその周辺の調査(防除区域等調査)、全国の主要な生産園地及び観光園地などの調査(広域調査)を実施している。これらの調査結果を踏まえ、今後の具体的な防除対策に資するため、植物病理学等の専門家の参加の下に、技術的な観点から検討を行う。