富士経済、健康美容食品の国内市場調査結果を発表
執筆者:編集部
(株)富士経済は、健康美容食品(H・Bフーズ)の国内市場の調査・分析を行い、結果の第一弾として、機能性を訴求する一般加工食品(明らか食品)とドリンク類からなる"健康志向食品"の調査結果を報告書「H・Bフーズマーケティング便覧 2012 No.1 -健康志向食品編-」にまとめた。健康志向食品の市場は、2010年に前年比0.9%減の1兆1,373億円となった。2011年は下げ幅を拡大し、前年比2.3%減の1兆1,117億円が見込まれる。市場全体の6割を占めるドリンク類のヒット商品不在がマイナス要因となっている中、2011年は東日本大震災によって商品供給体制に支障が生じたことも影響した。注目市場は次のとおり。2011年にプラスが見込まれる訴求効能は、滋養・強壮(6.0%増)、ダイエット(2.3%増)、免疫賦活作用(2.3%増)、グリーンチャージ(0.9%増)、栄養バランス、アイケアの6市場に留まる見通し。