キリンビール「松沢社長 新年度方針発表」

      執筆者:編集部

キリンビールは1月11日、2011年度の事業方針について記者発表を行い、概ね次のように述べた。昨年の販売数量についてはビール5640万ケース(前年比▲4,7%)、発泡酒4710万ケース(同▲9,8%)、新ジャンル5680万ケース(同▲2,9%)、ビールテイスト飲料440万ケース(同▲27,9%)、RTD3220万ケース(同▲3,6%)となり全体で同▲5,7%となった。この要因について松沢幸一社長は東北地方大震災の影響が大きく、当社の仙台工場は壊滅状態になるなど生産面、販売面で大幅に落ち込んだ。今年度についてはブランド力の強化、キリンマーケティング社の発足などで挽回したいと述べた。今年度の目標についてはビール、発泡酒など全体で2、0%増を目指す、としている。販売の落ち込みから今年度から営業部門を特化させ、キリンマーケティング(株)を新たに発足させることになった。新会社はキリン全体の社員の半数を占める3500人体制で望み、社長には植木宏氏が陣頭指揮をとる。植木社長は「震災影響で3%前後の落ち込みが見られたものの新営業体制の発足で2%増を達成する」と意気込みを見せた。この後、マーケッティング部長林田昌也氏はキリンブランド価値の向上を高めることを念頭に、キリンビールの信頼と品質、定番ブランドへの集中度など商品戦略について述べた。