モスフードサービス、ISO22000取得

      執筆者:編集部2

モスフードサービスは、10月18日、公益財団法人日本適合性認定協会より、食品安全管理の国際規格ISO22000認証を取得した。これに合わせ、工場から物流、店舗での商品づくり、顧客へ提供するまでの一連の商品の安全管理体制を刷新し、モスのノウハウを活かしつつ、システムで安全を担保していく画期的な取り組みとして、2013年を目途に、国内モスバーガー全店舗1378店(2012年9月末現在)に展開する。ISO22000認証は、フードチェーン(食品の生産から消費者に届くまでの全ての段階)全体における食の安全の確保を目的に、HACCPシステムの適用と運用をマネジメントシステム化したものとして開発された国際規格。国内では、大手外食チェーンとしての取得は初めてとなる。(同社調べ)。今回の認証の取得範囲は、同社本社ならびに直営店5店舗とエム・エイチ・エス(衛星関連の100%子会社)。この認証取得でつくりあげた仕組みは、国内のモスバーガーで「モス食品安全基準」として水平展開し、その後、海外各国のモスバーガー事業、国内の新規事業、関連事業にも「モス食品安全基準」に準じた食品安全管理体制の整備を進めることで、グループ全体の食品安全が共通プラットフォームで一元的に効率的に管理できる体制の整備を目指す。