厚生省、米国産牛肉輸入規制を緩和
厚生労働省は2月1日、牛海綿状脳症(BSE)対策で実施している米国産牛肉の輸入規制を、牛の月齢で「20カ月以下」から「30カ月以下」に緩和する改正通知を検疫所長に出した。また、カナダとフランスからの輸入も「30カ月以下」とし、オランダは同国の意向で「12カ月以下」とした。フランスとオランダについては、日本はこれまで輸入を認めていなかった。さらに、同日付で省令を改正し、国内の食肉処理場で実施しているBSE検査の対象を「21カ月以上」から「30カ月超」に引き上げた。施行は4月1日。