農水省×経産省×環境省「J‐クレジット制度」登録申請受付開始

      執筆者:編集部2

農林水産省は、経済産業省、環境省とともに今年4月から「J―クレジット制度」を運営。今般、制度事務局の体制が整ったことから、8月19日よりプロジェクト登録等の申請受付を開始した。「J―クレジット制度」とは、省エネルギー機器の導入や森林経営などの取組による、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度のこと。同制度を申請したプロジェクト実施者は、温室効果ガスの排出削減や吸収プロジェクトを実施することで、プロジェクトの費用の一部をクレジットの売却益によって賄ったり、省エネルギー対策の実施によるランニングコストの低減、地球温暖化対策への積極的な取組に対するPR効果などのメリットがある。また、クレジット活用者は入手したクレジットを使うことで低炭素社会実行計画の目標達成や、カーボン・オフセット等への活用などのメリットがある。プロジェクト登録等の申請に際しては、「J-クレジット制度のホームページ(http://japancredit.go.jp/index.html)」から必要書類に必要事項を記入の上、以下の申請窓口に提出する。なお、申請書類の提出は、原則として電子データでの提出となる(電子データの提出が困難な場合には、紙媒体での原本提出も可能)。