国分「三温度帯大型汎用センター昭島市に開設」
執筆者:編集部
かねてから建設中の大型3温度帯汎用センター「国分西東京総合センター」がこのほど完成し、2月8日から稼働することになった。同センターは国分首都圏の物流を賄う主力センターで、東京、神奈川、埼玉、山梨のエリアをカバーする。首都圏のスーパーマーケット、生など小売業を対象にしていることから冷蔵、冷凍設備を充実、3温度帯センターとして機能する。国分はこれまで三郷、東村山、板橋など首都圏物流に投資を進めてきたが、今後は大型汎用センターから専用センターの投資に移行する予定。首都圏大型物流センター網の完備で、同業他社との差別化が可能となり、物流の優位性が確立した。敷地面積は3万0819㎡、建物面積1万0697㎡、所在地は東京都昭島市武蔵の2-10-23。同センター設備費は90億円。國分勘兵衛会長は「首都圏汎用センター網が完成し、取引先の要望に応えたサービスが可能になった。今後、さらに専用センターなどきめ細い物流投資を進めたい」と竣工式で挨拶した。