【11月号】 今年も東京都農業祭に江戸東京野菜が集まる

     

今年も11月2日3日の両日、明治神宮御社殿の北にある宝物殿前の芝生の広場で開催された。
これに伴って、1日は農産物の搬入日で、東京の各地から農産物が運ばれてくる。
東京都の農業祭は毎年2日3日に決まっている。これが決まったのが40年ほど前で、明治天皇が「農は国の基」と云われ、農業を大切に考えていたご縁と、明治神宮の秋の大祭に合わせて開催している。
2日は開会式で、秋分の日に出品物などを販売して終わる。したがって、今年のように4日は日曜日だが、曜日は関係ない。
これにより、東京の農家は、毎年安心して11月1日の搬入日を目標に共進会用の農産物を栽培している。

東京の各地で農業祭が行われるが、当ブログでは日程を紹介しているが、東京都農業祭が終わった2週目、3週目に農業祭を行う地区が多くなっている。

これには、試験場や普及センターの先生方が、品評会の審査を担当しているからこの時期は手分けしての作業だからご苦労が多い。

会場には、江戸東京野菜の展示コーナーが作られているが、「江戸東京ゆかりの野菜と花」を農文協から発行した頃から始まったから、もう20年になる。
毎年、出品される伝統野菜のデイスプレーは、20年来私が担当しているが、今年は新しい野菜も出品された。

小松菜等、葉物野菜ははテント内に展示するから、乾燥で2日目は萎れてしまうこともある。
そんなことで、今年は先日、平山一政先生の「50°洗い」の勉強をしてきたので、伝統小松菜を試してみた。

今年は、3日の10時から、江戸東京野菜の展示コーナーで、展示品の解説を行う予定である。

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江戸東京野菜は、江戸からの伝統と季節を味わう野菜で、もちろん地場野菜です。

地方からやってくる季節の先取り野菜より、ずっと個性的です。

(農産物の生育は天候に左右されますので、収穫予定は変わることがあります)

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