国分「サムスンフードサービス業務提携、外食に弾み」

      2016/06/25   執筆者:編集部

画像(中国調印式、国分)国分グループ本社(本社:東京都中央区、会長兼社長:國分勘兵衛)は、韓国サムスングループのフードサービス企業であるサムスンウェルストーリー社(本社:韓国、代表者金鳳榮)と中国の政府投資国有企業である「金山資本グループ」の子会社で、農業を専門とする上海銀龍農業発展有限公司(本社:中国、代表者:金永均)との間で、中国における給食・外食事業者への食材卸事業を行う合弁会社の設立に関し、合弁契約を締結した。同社は、今年からスタートした第10次長期経営計画で、海外事業の基幹事業化を掲げており、中国事業はその柱の一つ。同社は既に中国で連結子会社3社、持分法適用会社2社を展開おり、今回はこれに加えて、日本における食品物流ノウハウと中国における低温物流の経験を活かし、物流部門での役割を担うことで、中国食品流通分野におけるプレゼンスをより一層高めていく。サムスンウェルストーリーは韓国で最大の企業グループであるサムスンの一員であり、韓国内外で食ビジネスを展開している。一方、銀龍農業は1993年から農産物栽培および加工を業としている専門企業であり、そのブランドは2015年に中国のTOP10野菜ブランドとして選定されている。サムスンウェルストーリー社、所在地、韓国城南、事業内容、食堂運営、食材卸、ネット通販、資本金約10億円、設立、1982年(前身であるサムスンEverland社から独立、2013年グループの一社として昇格)、売上高、約1800億円(20155年現在)。