ナックスナカムラ「国分グループ・全国NN会初開催」
2016/07/23 執筆者:編集部
冷食卸のナックスナカムラは7月22日「第11回全国NN会」を東京丸紅本社で開催、取引業者など200名が参加した。ナックスナカムラは今年3月、国分グループ本社の傘下に入り、初の会合となる。総会では株主挨拶として国分グループ本社取締役常務執行役員土井弘光氏が資本提携の経過について説明、その後、全国NN会会長に就任した味の素冷凍食品吉峰英虎代表取締役は「会長を仰せつかり、責任を感じます」と挨拶した後、中国経済などの影響から個人消費の伸び悩みなど厳しい環境が続いている。我々、メーカーはこういう時代こそいい商品を開発して市場を盛り上げていかなければならない。低温食品は未来を支える食品として注目されており、新しいパワーで厳しい時代を乗り越えましょう」と抱負を語った。ナックスナカムラ専務取締役は2015年度の業績報告と2016年度の方針についておおむね次のように語った。2015年度連結売り上げは1104億円、前年比102、6%、経常利益116億円、同115、3%となった。2016年第一四半期は市販用冷食72億22万円(同103,6%)、アイスクリーム15億0600万円(同92,2%)、惣菜103億6700万円(同81,9%)、トータルで前年比92,64%と業績について語り、今後は国分グループ本社と連携しながら業績を向上させたいと語った。代表取締役に就任した相馬義比古氏は「新しいナックスナカムラに期待していただくと同時に物流の自立の目指した」と抱負を語った。