メルシャン「レ・シタデル・デュ・ヴァン」にて金賞受賞
執筆者:shirai
メルシャンは、6月10日から12日の3日間にわたり、フランスのボルドーで開催された国際ワインコンクール「レ・シタデル・デュ・ヴァン 2017」にて、「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ RDC 千曲川右岸収穫 2015」「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ RGC 千曲川左岸収穫 2015」「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ ミッドナイトハーベスト 2015」の3品が金賞を受賞。
このうち、「北信シャルドネ RDC 千曲川右岸収穫 2015」は、日本の受賞ワインの中で最高得点を獲得したものに贈られる「日本ワイン特別賞」を受賞した。
3品金賞受賞は日本のワイナリーで最多、同社としても過去最多となる。また、日本ワイン特別賞は2年連続受賞となっている。
「レ・シタデル・デュ・ヴァン」はO.I.V.(国際ブドウ・ワイン機構)の後援のもと、1992年にフランス・ボルドーで創設された権威あるコンクール。
O.I.V.推薦の最高水準のワイン醸造技術管理士(エノログ)をはじめとする専門家が審査を行い、国別の特別賞のほか、金賞や銀賞などを決定する。
今回、金賞および日本ワイン特別賞を受賞した「北信シャルドネ RDC 千曲川右岸収穫 2015」は、長野県北部千曲川の右岸に位置する契約栽培畑で収穫されたシャルドネをオーク樽にて発酵・育成。芳醇で複雑なアロマや豊富なミネラル感、しっかりとした骨格を感じられるワインとなっている。
金賞を受賞した「北信シャルドネ RGC 千曲川左岸収穫 2015」は、長野県北部、千曲川の左岸に位置する契約栽培畑で収穫されたシャルドネをオーク樽にて発酵・育成したワイン。砂礫質の右岸に対し、粘土質の左岸から生み出された同ワインは、豊かなアロマと穏やかな酸味の調和のとれた味わいが特徴となっている。
また、「北信シャルドネ ミッドナイトハーベスト 2015」は夜間に収穫した北信地区右岸のシャルドネを使用。力強く深みのあるミネラル感のある味わいだけではなく、フレッシュで華やかさのある複雑な味わいが特徴のシャトー・メルシャンワイナリー限定販売ワイン。
同社は、ワイン事業スローガン「ワインのおいしい未来をつくる。」というスローガンのもと、ワインのある豊かな時間を通じた人と人とのつながりを楽しんめる提案を続けるとともに、日本を代表するワイナリーとして、日本ワインのさらなる価値向上と国内外での認知拡大を目指した活動を続けていく方針。