キリン「熊本の食と観光の融合を目指す」取り組みを支援

      執筆者:shirai

キリンは9月4日、「阿蘇ビジネストレーニングセンタープロジェクト」への支援金として、公益財団法人 日本財団の協力のもと、くまもとDMCに対し1,000万円を助成した。
今回の助成は、熊本地震からの創造的復興に向けて行われている「『復興応援 キリン絆プロジェクト』熊本支援」に関する包括支援協定に基づく「地域の活性化支援」の一環として行われるもの。
同社は、キリングループが掲げる「絆を育む」をテーマに、「食産業復興支援」「地域の活性化支援」「心と身体の元気サポート」という3つの幹で地域に寄り添い、熊本県の復興から未来へつながる活動の支援を推進することを目指し、熊本県、日本財団と締結した協定の下、同グループからの寄付による基金を日本財団に設置。熊本地震の復興支援に取り組んでいる。
今回の支援金は、地域ブランド化推進セミナーの開催、情報発信戦略への取り組み、「おもてなし力」向上と他地域との連携、リーダー育成などの支援に活用される。
この取り組みには、熊本地震の影響の大きい阿蘇エリアを中心に、地域活性化に協働でチャレンジする意欲のある事業者(農業・観光業)が参加。
地元住民との連携による「食」と「観光」の融合を実現できる仕組み作りを目的とした活動が行われている。
同社は熊本県の「平成28年熊本地震からの復旧・復興プラン」とも連携しており、今後も、民間企業と行政、公益財団法人が一体となった、包括的かつきめ細やかな支援を実現することを目指していく。