フリーデン 大平牧場「JGAP認証農場」認証取得

      執筆者:shirai

フリーデンは、同社が管理運営している「やまと豚」を飼育する大平牧場が、8月21日、公益社団法人 中央畜産会よりJGAP認証農場として認証されたことを発表した。
JGAP(Japan Good Agricultural Practice)、通称ジェーギャップとは、農林水産省が推
進している、農産物の安全性向上や環境保全型農業を目指した農業生産工程管理手法のこと。
農産物の安全、環境への配慮、農業者の安全と福祉、農場経営と販売管理の4項目に関する適切な農場の管理について、120を超えるチェック項目をクリアし、その適合基準を満たした農場がJGAPの認証を得ることができる。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が畜産物の調達基準を「JGAP家畜・畜産物」に策定。
これを受け、同認証機関は2016年8月より認証審査に取り組み、これまでに青果物、穀物、茶などが同認証を受けている。
同社は東北と北関東で6ヵ所の肥育牧場と3ヵ所の種豚牧場を管理運営。
畜産農場における衛生管理向上と、健康な家畜の生産による畜産物の安全性向上を目的に農林水産省が推進する「畜産農場における飼養衛生管理向上の取組認証基準(農場HACCP認証基準)」を全肥育牧場でいち早く取得。
入場から種付け、分娩、肥育、出荷まで全ての工程ごとに管理・改善し、極めて厳格な衛生管理体制を確立してきた。
今回、新たに同認証を取得したことで、同牧場およびそこで生産される豚肉が日本で最初の「農場HACCP認証基準」+「JGAP家畜・畜産物」となる。
同社は今後も、同認証の目的に賛同し、これを推進するとともに、消費者や食品事業者に向け、安全で安心な豚肉の提供を目指す方針。