キリン「つなぐ、つながる南阿蘇プロジェクト」を助成
執筆者:shirai
キリンは12月13日、日本財団の協力のもと、南阿蘇村観光復興プロジェクト交流協議会の「つなぐ、つながる南阿蘇プロジェクト」へ、1,000万円を支援金として助成する。同交流協議会は熊本地震からの復旧・復興を目的に復興事業計画を実現するために、平成28年10月に南阿蘇村の68の事業者設立した団体。現在、事業者数は、119まで拡大している。20年後の南阿蘇をより良くするために、南阿蘇にしかないオンリーワンの価値の発掘や、柱となる観光商品の育成、地域資源(人、自然、事業)をつなぐ場の創出を目的としている同プロジェクトは、同交流協議会に所属する40代以下の業種を超えた20名で構成される「つなぐ、つながる南阿蘇未来会議」が中心となり推進。今回、その第一歩として、南阿蘇の星空と草原をつなぐ「宙(そら)ツーリズム」を開発し、「観光商品販売所」を設立することとなった。同社は“絆を育む”をテーマに、「食産業復興支援」「地域の活性化支援」「心と身体の元気サポート」という3つの幹で地域に寄り添い、熊本県の復興から未来へつながる活動の支援を推進する「『復興応援 キリン絆プロジェクト』熊本支援」のうち、「地域の活性化支援」として同プロジェクトへの助成を決定。今回の支援金は観光商品の開発、モニターツアーの実施、情報発信などに活用される。