アキレス「ベタつき抑制農業用ビニールフィルム」発売

      執筆者:motoe

アキレス(本社:東京都新宿区、社長:伊藤守)は、フィルム表面に特殊なコーティングを施し、ベタつきを大幅に抑えた農業用ビニールフィルム「プラチナコート」を4月2日から発売する。農業用ビニールフィルムのベタつきは、ビニールハウスの展張作業や換気作業などの際に大きな課題となっており、昨今では温暖化の影響で、春から夏にかけての高温時のフィルムのベタつきが急増し、取り扱いにくいのが現状。また、ビニールハウスの換気作業の際、ベタついたフィルムどうしがくっついてしまうことで、破れや自動換気装置の故障の原因にもなっている。同商品は、同社のコーティング技術により、ベタつきの原因となる成分のフィルム表面への移行を防止し、更にコーティング層に特殊な処理を施すことで、ベタつきを大幅に抑制。作業性の向上のほか、作業者の高齢化が進む農家において作業の省力化にも貢献する商品。さらに、汚れが付着しにくくなるため、ビニールハウスの透明性の保ち、光線透過率・光散乱率評価でもハウス内への高い採光性が実証されている。また、ベースフィルムにはリサイクル率の高いポリ塩化ビニル樹脂を使用しているため環境に優しいのも特徴だ。■厚さ(mm):0.075、0.1■幅(cm):200、230、270、300、330、370、400■価格:150円/㎡(厚さ0.075mm)・200円/㎡(厚さ0.1mm)■公式ホームページ:https://www.achilles.jp/