川商フーズ「ノザキのコンビーフ」パッケージ刷新

      執筆者:motoe

JFE商事グループの川商フーズ(代表取締役社長:関口 新造、本社:東京都千代田区)は、「ノザキのコンビーフ」を始めとした現行の「枕缶」商品を、より使いやすく、バリア性に優れた新パッケージへリニューアルし、3月16日より発売する。国産コンビーフの第一号として1948年6月に発売した「ノザキのコンビーフ」は、発売開始当初はびん詰だったが、その2年後に台形型でクルクルと回しながら開ける「巻き取り鍵」が特徴の、いわゆる「枕缶」のコンビーフに。以来、約70年たった今では、コンビーフといえば牛のマークがついた「台形の缶詰」というのが定番ともいえる存在となっている。新パッケージは、これまで愛されてきたお馴染みの牛のマークをデザインに残し、形状は台形の「枕缶」のイメージを最大限に踏襲したアルミック缶®へと変更される。新しいパッケージは、開けやすいシール蓋を採用し、缶詰での開けづらさを解消。また、アルミック缶®はアルミ箔と樹脂フィルムを貼り合わせたもので、缶詰と同様に空気の侵入による製品の劣化を防ぎ、優れたバリア性を備えているという。賞味期限は現行缶詰より6カ月長く、常温保存で製造日から3年6カ月間、調理なしでそのままでもおいしく食べられるため、非常用の備蓄食品にも最適だ。また、内容量100グラムの「枕缶」は日本のみの缶型だが、これでも量が多すぎるという意見が多くあり、現在の家族構成や食事シーン等を考慮し、使い切りやすい80グラムへと変更される。