エバラ「ポーション型 プチッとごはんズ」出荷好調

      執筆者:motoe

エバラ食品工業(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:宮崎遵)は、今年2月9日に発売した、ポーション入り2Wayごはんの素「プチッとごはんズ」が、発売から2か月で年間目標の4割にあたる321万食(ポーション1個を1食と換算)を出荷し、好調に推移していることを発表した。これまでにない全く新しいコンセプトの商品ということもあり、「消費者に受け入れてもらえるのか」と社内の反応も半信半疑だったという同商品。そのため、同社では、まずはエリアを限定したテスト発売からスタートすることになったというが、開発担当者が丁寧に商品特長を伝え、社内試食を繰り返したところ、徐々によい反応が増えていき、全国発売をする至ったという。同社では、①2つのごはんメニューを選んで作れるため、マンネリ化しがちな残りごはんを使ったメニューにバリエーションが広がる点、②1個で1人分のメニューを作ることができ、いつでも開けたてのおいしさが楽しめる点、③ごはんと卵があれば5分で完成するという手軽さが幅広い年齢層とさまざまなシーンで支持されている点、等を好調の原因と分析する。なお、同社では、4月9日より北海道・静岡・中京エリアで先行して同商品のCMを放送しているが、4月27日からは全国でも放送を開始。テレビCMを通じて広く周知させるとともに、店頭やWeb施策などでさらに商品の訴求を図っていく意向だ。