コープみらい「フードドライブ専用回収ボックス」設置

      執筆者:motoe

コープみらい(本部:埼玉県さいたま市、理事長:新井ちとせ、事業エリア:千葉県・埼玉県・東京都) は、「フードバンクふなばし」(住所:千葉県船橋市、代表:笹田明子)と覚書を交わし、6月20日より、コープ薬円台店(船橋市)、コープ市川店(市川市)の2店舗に、家庭で使い切れない食品(缶詰、 インスタント食品等)を寄付してもらうためのフードドライブ専用食品回収ボックス(通称:きゃろくん BOX)を設置した。 千葉県内のフードドライブの取り組みで食品回収ボックスが常設されるのは、同組合のコープ東寺山店、コープ花見川店(いずれも千葉市)に続き、今回で4店舗となる。 回収した食品は、「フードバンクふなばし」が連携する船橋市の健康福祉局を通じ、支援を必要としている子育て家庭へ無償で提供される。また、「ふなばし子ども食堂ネットワーク」(船橋市内の5つの子ども食堂が参加)へも提供される。 「フードバンク」は、品質に問題がないのに廃棄せざるをえない食品を、企業・団体・個人から寄付してもらい、必要としている方に食品を無償で届けるボランティア活動。中でも、個人の協力で、家庭で使い切れない食品を持ち寄る取り組みは「フードドライブ」と呼ばれている。 「フードバンクふなばし」は、本年4月に設立されたフードバンクで、船橋市浜町地区で子ども食堂「こっこ」を運営する笹田代表が中心となって活動している。食品回収の流れとしては、同組合が、主に船橋市・市川市内の組合員を対象にフードドライブを呼びかけ、店舗内の食品回収ボックスに持ち寄ってもらった食品を月に1回程度、「フードバンクふなばし」が店舗を訪問して回収するというシステム。 同組合では今後も積極的にフードバンクの活動に協力し、地域の諸団体や組合員と共に取り組むフ ードドライブ等を通して、食品ロスの削減、地域の生活困窮者支援を進めていきたいとしている。