タキイ種苗「野菜イメージアンケート調査」
執筆者:編集部
タキイ種苗㈱は8月31日の「やさいの日」を前に全国20歳以上の男女600名を対象に野菜にまつわるイメージ評価、野菜作り(家庭菜園/ベランダ菜園)の関心度、実践状況をインターネット調査した。今回の調査では、昨年の調査に引き続き「トマト」が「最も好きな野菜」第1 位、その理由として「おいしいから」「栄養があると思うから」「健康に良いと思うから」という理由が4 割を占めた。「作ってみたい野菜」には第1位にミニトマト、第4 位にはトマトがランクインしている。野菜高騰が叫ばれている中、今回新たに質問した「ふだんの生活の中であったらいいなと思う野菜」については55,2%で半数以上の人が「少ない量で、栄養がたくさんとれる野菜」を選んでいる。おいしさに加え、栄養価を求める傾向があった。リコピンやビタミンCを多く含むトマトは「栄養価が高いと思う野菜」の第1 位に選ばれ食べる、作る両面で高い人気を得ていることが判明した。「家庭菜園」で野菜を作っている人、過去に経験した事がある人は53,5%と昨年同様半数以上の人が経験者で、なかでも20代(26,7%)、30代(30.0%)の男性が前年度調査時より約5ポイント増加している。これまで家庭菜園の少数派である若年男性も家庭菜園を始め「家庭菜園男子」が増加傾向にあることが分った。家庭菜園経験者の中で、最近1 年間にかかる費用を聞いたところ、最も多いのは「年5000円未満」(60.1%)、次いで「年に50000円~1万円未満」(19,0%)、「1万円未満」79.1%と約8割に達した。「野菜」からイメージする「野菜が似合う人」は、昨年度トップの高木美保さんを抜いて、長谷川理恵さんが男女・世代を問わず高い支持を集めNo.1 になった。また、「家庭菜園で一緒に野菜を育てたい人」では高木美保さんがV2を果たした。第2 位には野菜ソムリエの資格を持つ田村淳さん(ロンドンブーツ1 号2 号)、第3 位には家庭菜園の経験を生かして活動の場を広げている榊原郁恵さんがランクインしている。