鈴商「元祖ミントチョコレート菓子 売上伸長の見込み」
執筆者:motoe
食料品の輸入販売・卸を行う鈴商(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木基司)が販売するアンデスブランドのミントチョコレート菓子は、“チョコミン党”のブームに乗り売り上げを伸ばしている。今年6月までの出荷数は前年の5.6%増と伸長し、今後も引き続き好調に推移する見込みだ。同社のアンデスブランドは約40年前に輸入が開始され、日本で最初に発売された“元祖”ミントチョコレート菓子で、ミントの量が異なる2種類が販売されている。さわやかなミントチョコをミルクチョコでサンドした「クリームミントシン」(28個入り・税別価格400円)はミルクチョコの分量が多めで、ほど良いミント感の商品。また、ミルクチョコをさわやかなミントチョコでサンドした「ミントパフェ シン」(28個入り・税別価格400円)はミントがしっかり効いていて上級者向けの商品となっている。いずれも、一口タイプで食べやすく、一粒一粒個包装で大切に包まれているので、いつもフレッシュなミントの香りが楽しめる。一昨年から、“チョコミン党”と称するミントチョコレート菓子の愛好家が急増しており、コンビニエンスストアやスーパーでは、ミントカラーの菓子が陳列棚を占拠して、勢いは今年も止まることを知らないといった状況。“チョコミン党”ブームでミントを使った食べ物は様々な広がりを見せ、各種スイーツやアイス、ガム、パン、飲料等の新商品が続々と誕生。新商品が多いことや、鮮やかなミントカラーが若者の強い関心を集め、彼らがSNSを使って発信・拡散することによって、それが大きな宣伝効果となり持続的な需要拡大につながり、通常、チョコレート菓子の本格需要の時期は秋から冬だが、ミントチョコレート菓子は例外で、省エネのライフスタイルが常識となり、食べて手軽に清涼感を楽しめる商品として、夏に人気が高まっていと同社では分析している。