ハルカインターナショナル「キヌガサタケ」試行販売開始

      執筆者:shirai

ハルカインターナショナルは、2018年8月18日から東京都内2か所のアグリマルシェで「キノコの女王」キヌガサタケも試行販売を行う。キヌガサタケは業務用の輸入高級食材として乾燥品が出回っている一方、フレッシュな状態で一般消費者に販売は行われていない。同社は日本唯一の有機JAS菌床キノコ生産メーカーとしてキノコ菌自体の特質を生かした自然開放型栽培という独自の生産技術を高めており、約10年の研究を重ねて国内ではこれまで成功例がなかったキヌガサタケの人工栽培に成功。今回の試行販売では消費者の反応や評価を集め、来年からの本格栽培や販売方法に活用する。今回出店するマルシェは、東京都渋谷区神宮前5丁目の国連大学構内で8月18日、19日から毎週土曜、日曜日に開催される青山「ファーマーズマーケット」と、新宿区の新宿駅ミライナタワー改札外で8月18日から26日までの9日間開催される「ルミネアグリマルシェ」。提供される商品は、試行価格として販売される「キヌガサタケ」のフレッシュ商品と、技術革新によって今夏より増産している茶色と白色の「アラゲキクラゲ」2種となる。