キリン「キリンレモン」年間販売目標再上方修正
執筆者:motoe
キリンビバレッジ(社長 堀口英樹)は、本年発売90周年を迎え、4月10日にリニューアル発売した「キリンレモン」について、7月に年間販売目標を当初目標(360万ケース)の約4割増(500万ケース)に上方修正したが、10月末までの達成を見込み、今回当初目標の約7割増の600万ケースに再上方修正することを発表した。同社は、好評の要因を、①誕生時からの人工甘味料・着色料・保存料不使用などの品質へのこだわりを継承しながら、今回リニューアルした同商品は、瀬戸内レモンピールエキスを新たに使用。甘さ控えめの味覚設計で、現代のライフスタイルにふさわしい、ますますさわやかなおいしさに進化したこと。② 初代「キリンレモン」をモチーフに、瓶に見立てたボトルの透明感や中央に配した聖獣マークが印象的なパッケージが20~30代女性を中心に高い評価を得たこと。実際、SNS等でも、パッケージが「かわいい」「かっこいい」という投稿が多く見られという。③ 佐久間由衣さん主演のTVCMを皮切りに、「キリンレモンのうた」を現代版にアレンジしたさまざまなアーティストとのコラボレーション動画企画「KIRIN LEMON Tribute(キリンレモントリビュート)」は、累計再生回数5,300万回を突破して話題になったことに加え、炭酸飲料の最盛期である夏季には、BiSHのオリジナルレコードが当たるキャンペーンや、水瀬いのりさんを起用したニコニコ生放送の配信、1回限りの90秒TVCMのオンエアなど、話題化を加速させたことなどをあげている。なお、炭酸市場は1-8月累計で前年同期比107%と伸長。その中でも透明炭酸市場は、同商品の販売が寄与して、前年比116%と好調に推移したと同社。