明治「乳児用調製液状乳の販売にかかわる許可」取得

      執筆者:motoe

明治(代表取締役社長:松田克也)は、乳児用調製液状乳(以下、乳児用液体ミルク)の販売にかかわる許可を消費者庁より3月5日に取得。同社はこの許可を受け、乳児用液体ミルクの販売を開始する。なお、販売する商品の詳細は3月13日に発表を予定。同社は「“おいしさ・楽しさ”の世界を拡げ、“健康・安心”への期待に応えてゆく」といったグループ理念のもと、乳児用ミルクが必要な赤ちゃんの健全な発育を担う責任に応えるため、1923年から乳児用ミルク事業に携わっており、「赤ちゃんにとっては母乳が最良の栄養源である」という考えのもと、一つ一つの成分を母乳に近づけ、母乳で育つ赤ちゃんと同じ発育を目指して取り組んでいる。また、同グループでは「CSR2026ビジョン」を策定し、「こころとからだの健康に貢献」「環境との調和」「豊かな社会づくり」の3つのテーマを掲げ、これらのテーマごとの取り組みを推進することにより、同グループならではのCSR活動を推進し、社会課題の解決に貢献してきた。このような考えのもと、同社は、災害時の赤ちゃんの栄養摂取や、使用する際の利便性の向上を目指した乳児用液体ミルクの販売を開始するという。災害時には、衛生的な水を確保できなくなる可能性もあるため、このような環境下においても、安心して赤ちゃんが栄養摂取できる乳児用液体ミルクを提供することで、赤ちゃんの健全な発育に貢献していきたいとしている。乳児用ミルクが必要なすべての赤ちゃんの健全な発育を担う責任に応えるため、乳児用液体ミルクの販売を通じて、赤ちゃんが災害時にも安全かつ安心して栄養摂取できる環境の整備に貢献するとともに、ミルクを使用する際の利便性を向上し、同社ならではの取り組みを通じて社会課題解決に貢献していく意向だ。