日本アクセス「中国業務用進出 合弁会社設立」
執筆者:編集部
日本アクセスは6月、中国アリババのグループの上海易果商務有限公司と業務用卸会社「上海雲象餐庁供応鏈有限公司」(仮称)を設立すると発表した。主な事業は業務用卸、外食チェーン向け食材一括供給などで2030年には売上高4000億円を目指す。同社は第7期中期経営計画で海外事業の拡大を掲げ、その施策として中国地区業務用卸事業の確立を進めることになった。同社によると中国の外食市場は67兆円(日本は25億円)ともいわれチェー化も急速に進んでいる。こうした中、日本の外食チェーンの中国進出のサポートはじめ食材の供給、外食向けサービスプロバイダーのリーディングカンパニを目指す。資本金5百万人民元(日本円8500万円)、株主上海易果70%、日本アクセス30%。上海易果は生鮮青果を中心に加工食品などのEC取引および小売を主たる業、株主はアリババグループ85,31%。