<コンビニ創業戦記・「鈴木貞夫言行録」>(第40回)

      2020/01/21  

第5章「ソフトブレーン・フィールド時代」(第20回)

『朝令スピーチ事例集」⑲

―2019・2・26-―

全国の皆さん、お早うございます。心のハイタッチを送ります。

梅、桃に続き早咲きの桜のニュースも聞こえて、いよいよ春本番の到来です。

花粉の季節ですから、十分に気を付けましょう

今日は『二・二六事件の日』

1936年(昭和11年)、陸軍近衞師団の青年将校が日本維新を唱えてクーデターを起こすも反乱軍として鎮圧される。その後、軍国主義への傾斜が強まり、翌年には本格的日中戦争がはじまり、太平洋戦争へとつながる契機となりました。

さて先週は、嬉しいニュースが世界を駆け巡りました。

JAXA・宇宙探査機「はやぶさ2」が地球と火星の間で太陽を回る「小惑星りゅうぐう」への着陸と表面の試料の採集にも見事成功し、日本の宇宙科学探査の技術力を世界に示したからです。

更に「りゅうぐう」内部の試料も採集する予定ですが、これらを詳しく調べれば、太陽系の成り立ちや生命の起源に迫る事ができると云われています。

是非とも最終的な帰還にも成功を期待したいところです。

このチームのプロジェクトマネジャーは、津田雄一JAXA准教授(43歳)の若きリーダーです。

約40人の20代~30代中心の若い研究者・技術者チームをまとめてチーム力を発揮させたとのことです。

因みに「組織力」と「チーム力」とは似ているようで大きな違いがあります。

組織力は構造やシステムに起因するところが大きく、支配的上下の関係が軸になります。これに対して、「チーム力」は集団の文化力、つまり横の依存関係に関わる部分が大きいといわれています。

集団の文化力とは、チームメンバーが日々の仕事の中で、お互いに1寸とした気遣いなどで相互依存関係を確認し合う小さな習慣のことです。

強いチームに共通する点は三つ、

1・全員で話し合う安心感に溢れる職場環境をお互いで作り合う

2・弱点や欠点も見せ合い、困った問題、ネガティブなことは必ず直接相手に伝え合う

3・共通の目標・課題・優先順位を明確し共有し合う

私たちが毎週唱和しているスローガン《みんなでつくろう 新しいフィールド》とは、

《お互いに学び合い、お互いに磨き合い、お互いに競い合い、お互いに支え合いながら、誠実に、着実に、成長し続ける会社》のことだと思います。

今日の発句は

『日韓の 極温崩壊 真冬並み』

『梅咲くや 八十路の半ば 超えており』

『フルムーン 春曙の パール富士』 

『梅香る 有明の月 西空に』

今週も<お陽さま顔出し「ワッハッハ!」>で元気に行こう!

――2019・3・26ーー

全国の皆さん。お早うございます。一カ月ぶりに、心のハイタッチを送ります。

桜も満開へ、いよいよ春本番です。4月を大勝利の月に致しましょう。

今日は『カチューシャの唄の日』。

1914年(大正3年)、日本で初めてトルストイの名作『復活』が、島村抱月・松井須磨子主演の演劇として上演。劇中で唄われた「カチューシャの唄」は、日本中で大流行。

《 カチューシャ可愛いや 別れの辛さ せめて淡雪解けぬ間に 

神に願いを ララ!掛けましょうか 》

さて、「イチロ―の引退」のニュースが、テレビ、新聞等で大きな話題になりました。

日本で9年、米国で19年、合計28年間で、数々の輝かしい記録を残し、「メジャーリーグの野球に革命を起した」、とまで云われるイチロ―の野球人生が、如何に多くの人々に感動を与えたかを感じさせられました。

日本人野手として初めて「米野球殿堂入り」は確実といわれています。

今日は、引退の記者会見で語った「イチロ―語録」のいくつかを紹介します。

珠玉の《イチロ―語録》のエッセンス

1・メジャーリーグに来て、外国人になったことで、人の心を慮んばかったり、人の痛みを想像したり、今までになかった自分が現れた。

これからの自分にとっても、大きな支えになると思う。

2・米国へ来た最初,ファンは『日本へ帰れ』と厳しかったが、結果を残した後は、

行動で敬意・リスペクトを示してくれた。

ファンの存在なくして自分のエネルギーは生まれない。

3・メジャーリーグで自分は一番小さい方だけど、こういう記録を示すことができた。

大切なのは自分の持っているものを生かすことだ。

そう考えられるようになると、可能性が広がるものである。

4・自分を測る計りは、自分の内にある。その計りを見ながら自分の限界を日々の努力で、少しずつ越えていくしかない・

5・未来のある子どもたちに伝えたい事は、何でも良いが、「自分が夢中になれるもの、

熱中出来るものを見つけられれば、人生を充実して生きていくことができる」事だ。

ノーベル賞受賞者の山中伸弥京大教授は、イチロ―についてのNHKテレビでのコメントです。

「イチローさんは、私より12歳年下だけど、彼の数々の言葉には、私の人生の心のよりどころに出来たと云わせる内容の深さがある。

選手としても、人としても、人の気持ちを動かせる何かを持っている」と。同感です。

さあ!<お陽さま顔出し『ワッハッハ!』>で今週も元気にいこう!

鈴木貞夫年譜2019年度第1四半期」②

2月度

  5日・役員MT

     拡大役員MT

 12日・フードボイス会(学士会館)

 13日・役員MT

 17日・LS元気杯(千葉セントラルGC)

 19日・役員MT

     拡大役員MT

 20日・取締役会

     監査役協議会

 26日・部門長会

3月度

  5日・役員MT

     拡大役員MT

 12日・役員MT

     フードボイス協議会(工場見学)

 14日・第155回SC会(紫CCあやめC)

 19日・役員MT

     拡大役員MT

 20日・取締役会

     監査役会

 26日・部門長会                  以上

(以下次号第41回に続く)

 <バックナンバーは『鈴木貞夫プロフィール及び目次と索引」を検索してください。>