アルファフーズ「常温5年保存のそしゃく配慮食品」発売

      執筆者:motoe

常温長期保存の防災食/非常食を製造しているアルファフーズ(東京都中央区、内海大樹社長)は、新たなシリーズとして、そしゃく配慮(高齢者をはじめ噛むことが難しい人に配慮)が必要な方々のための長期保存食として「UAA食品美味しいやわらか食」発売を4月23日から開始すると発表した。今回発売されるのは、「根菜のやわらか煮」100gと「里芋の鶏そぼろ煮」100gの2種で、具材の形状を残しながら、歯ぐきでつぶせる程度のやわらかさに加工し、調味液にとろみをつけることで、そしゃく配慮が必要な方々でも食べやすいお惣菜に仕上げられており、常温長期保存食としては業界初のスマイルケア食「黄4」(歯ぐきでつぶせる)を取得している。同商品の特長は、加熱、加水の必要がなくライフラインが途絶えた状況でもすぐに食べられるほか、いわゆる「レトルト臭」がほとんどなく手作りの様な味を味わえるという点。また、製造後5年1ヶ月の常温長期保存が可能であり、特に大規模災害時などの非常時に重宝出来る食品に設計されている。当面は、福祉施設、病院などの備蓄用への卸の販売が中心となるが、将来はネットなどでの小売りの販売も計画しているという。