「マダム ドリュック」 日本第2号店オープン

      2019/10/18  

ベルギー王室御用達ショコラトリーMadame Delluc(マダム ドリュック)が
東京・赤坂のホテルニューオータニに日本第2号店として10月16日にグランドオープン
その前日(10月15日)に内覧会にご招待いただきまし!!

 

今年(2019年)2月に日本第1号店として京都・祇園にオープンしてから、約9か月。

ようやく東京にマダム ドリュックのお店がオープンしました!

1919年、ベルギーのロワイヤル通りにMary Delluc(マリー ドリュック)婦人が自作のチョコレートを世界にひろめたいとの思いからチョコレートショップをオープンしてから、今年でちょうど100周年。

 

現在、王室御用達の称号を保持している8つのショコラトリーの中で最も古く、
1942年、レオポルド3世のベルギー王室から王室御用達の称号を授与されたそうです。

そして、唯一女性が始めた王室御用達チョコレートでもあります。

 

日本では、創業者Mary Delluc婦人の名をとり、Madame Delluc(マダム ドリュック)の名称で展開していますが、
ベルギー本国ではMary(マリー)の名称で展開しています。

お分かりの方もいらっしゃると思いますが、
日本では、日本を代表するチョコレートブランドの1つにメリー(Mary)チョコレートがありますので、Madame Delluc(マダム ドリュック)の名称での展開となりました。

 

京都・祇園店のオープンから約9か月。
待ちに待っていた関東のファンも多いと思います。

ニューオータニ店の店長さんが、
『東京からマダム ドリュックのチョコレートを買うために京都に来ました』
と、京都店に来てくれた関東のお客様が多かったとおっしゃっていました。

 

第1号店として選んだ地が、京都・祇園!!

さすが、歴史あるベルギーの老舗チョコレート店!!

 

日本の長い歴史が詰まった京都、古い歴史と現在の新しさが溶け込んだ京都に、
創業100周年の歴史、創業当初からのレシピと常に時代にあった新しいレシピを展開しているMadame Dellucのお店のイメージが繋がったのではないかなぁ?

だから、築120年の京町屋をリノベーションして店舗に選んだのかなぁ?

と私には思えています。

 

祇園の街並みに溶け込んだ京町屋の店舗は、日本の和とベルギーの洋が上手く絡み合った日本ならでわの雰囲気を醸し出しているお店です。

 

それとは対照的に、

日本第2号店として東京・赤坂のホテルニューオータニ内にオープンした東京の店舗は、

洋風のデザイン!東京の雰囲気にスッと溶け込んでいる雰囲気です。

そして、何よりも、東京店のデザインは、ベルギー本店に似せたそうです。

さりげなく東京店の横の壁にベルギー本店の絵が描かれていますので、訪れたら是非、確認してみて下さい。

日本第1号店は、京都・祇園店

日本でのMadame Delluc本店は、東京・赤坂、ホテルニューオータニ店

って位置づけなのではないでしょうか?
(私の勝手な思いです)

 

Madame Dellucのチョコレートは、世界でも有名でファンも多いです。

ニューヨーク・タイムズの『死ぬまでに行きたい1000の場所』の1つに選ばれ、

CNNの『世界で幸せになれる場所15』の1つにも選ばれています。

お店としては、
ベルギー王国に9店舗
アメリカに2店舗
サウジアラビアに1店舗
そして、日本に2店舗
の合計14店舗が世界にあります。

この店舗数を見ると、改めて、日本に2店舗あることが、誇らしいです。

 

なぜ、ここまでチョコレート好きを魅了して、世界で愛されているのか?

その答えは、たぶん、Madame Dellucの3つのこだわりによってではないでしょうか。

 

その3つのこだわりは、

1:Tradition(伝統)
ベルとギー王室御用達の8つのショコラティエの中でも最も歴史がある1919年創業

2:Quality(品質)
素材においては、メキシコに自社農園を持ち、カカオビーンズの中で生産量僅か5%以下である希少品種:クリオロビーンズを使用。カカオビーンズ以外でも、使用材料は1つ1つ天然素材にこだわっている。
製造においては、大量生産を目的とする大きな機械の導入をせず。創業当初からのレシピを受け継ぎ、1つ1つ自社のショコラティエ(10~25人)によって手作りされている。

3:Excellence(卓越性)
創業当初からの伝統的レシピを守りつつ、時代に合った新しいレシピを開発しつづけている。パッケージデザインにもこだわっている。

 

原材料の厳選から購入したお客様の手に渡る商品が入った袋まで、、、

最初から最後まで、、、

一切の妥協もなく、とことんこだわっている!!!

大量生産が主流のこのご時世に、1つ1つ手作りにこだわるなんて・・・

お店でショーケースに並んだチョコレートを1つ1つ見ると、
本当に、1つ1つ手作りってことが分かるんですよ!!
よく見ると、微妙に形が1つ1つ違うんです。

パッケージのデザインもこだわっていて、

『宝石であるチョコレートが輝く宝石箱のように!』先生にエレガントにデザインされているそうです!!

特に、商品『Rosine(ロジーヌ)』の箱のデザインは、1940年代のデザインを復刻したそうです。

それも、創業者Mary Dellucが手描きしたと伝えられるモノクロで残っていたデザインを現代の技術で復刻して色を付けたそうです。

 

商品は、『パッケージよりも中身』と思いがちですが、
このようなデザインのお話を聞くと、
商品は、『パッケージと中身の両方が大切』と思えます。

シンプルなこちらの白い箱、大きさはチョコレートの個数により4種類ありますが、
左右の横に『王室御用達』の称号を授与された物にのみ付けることが出来るマーク箔押しされています。

 

それと!!!
この度のニューオータニ店オープンに伴い、

ニュウーオータニ店限定販売チョコ3種(ノイスチン、トラフェット、フォーティブ)、
ニューオータニ店先行販売チョコ3種(トリュフココ、トリュフアメール、アマディーン)、
ニューオータニ店先行販売5種の板チョコアソート(ミスマリー)

が販売されています。

5種の板チョコアソート(ミスマリー)には、
ウガンダ産カカオ(ダーク)
メキシコ産カカオ(ダーク)
ベトナム産カカオ(ダーク)
ベネズエラ産カカオ(ミルク)
コスタリカ産カカオ(ミルク)
の板チョコレートのアソートになっていて、
5ヶ国のカカオの味を楽しむことが出来ます。

 

日本では、東京と京都でしか購入できない高級ベルギーチョコレート!

西アジアでも、東京と京都でしか購入できない高級ベルギーチョコレート!

チョコレート好きの方は、是非、味わってみて下さい。

 

それと、それと、、、
バレンタイン商品・百貨店バレンタイン催事コンサルタントをさせて頂いている私にとって凄く気になったことをお聞きしました!

少し先になりますが、2010年2月のバレンタインのことが気になって、お尋ねしました!!

 

2020年2月のバレンタインは、残念ながらどこの百貨店にも出店しません。

でも、店頭では、、、、
今は、まだ未定ですが・・・・・・
バレンタイン限定パッケージ??or バレンタイン限定商品??
が登場するかもしれません、、、、!!!!
お店としては、何かやりたいと考えていらっしゃるそうです。

もちろん、東京と京都の2店舗でしか購入できませんので、希少価値があること間違いありませんね!!

バレンタインが近づいたら、また、お伝え出来たらと思います。

Madame Dellucの皆様、ご招待ありがとうございました。

お土産まで頂いて♡

1つ1つ大切に食べさせて頂きました。

私も、東京にオープンして下さったこと、とても嬉しく思っています。

久々に、ルンルン気分っていう感じでした。

 

 

チョコレートには、歴史と創業者の思いがあります。
チョコレートの専門家として、長く携わらせていただくと、その1ブランド1ブランドの思いが、味と形、パッケージやメインカラーとしてそのブランドの特徴になっているのだといつも実感しています。

 

チョコレートには、賞味期限はありますが、消費期限が無いことをご存知ですか?

チョコレートは、カカオマス・カカオバターの結晶で出来ているってご存知ですか?

ホワイトチョコレートは、カカオバターの結晶であることをご存知ですか?

ベルギーチョコレートがなぜ、高級チョコレートなのかご存知ですか?

チョコレートは、イギリスの製薬会社が薬として販売して広まったのをご存知ですか?

ルビーチョコレート、ゴールドチョコレートは、各チョコレート会社が発見して作られたってご存知ですか?

等々

 

チョコレートは、お菓子の中で唯一、アパレル業界のように高級ブランドとして確立されています。

 

知れば知るほど、面白いチョコレート。

 

今後、ブログでもチョコレートの面白さをお伝えしていきたいと思います。

楽しみにしていてください。

 

髙森由香