ロイヤル「レストラン品質のフローズンミール」本格展開

      2019/12/17   執筆者:motoe

ロイヤルホールディングスは、「GATHERING TABLE PANTRY 二子玉川」(東京都世田谷区)を12月24日15:00 にオープンする。同店舗は人口減少や市場の変化、食のボーダレス化がますます進む中、生産性向上と働き方改革の両立を目指して 2017年11月に出店した研究開発店舗「GATHERING TABLE PANTRY 馬喰町」(東京都中央区)の運営により蓄積してきたノウハウを進化させた店舗。テクノロジーを活用して人による調理・接客サービスを向上させ、顧客に価値を感じてもらえる快適な食体験を提供するとともに、家庭でもレストラン品質の味を楽しめるフローズンミールの新ブランド「ロイヤルデリ」を本格展開し、次世代の街の飲食店を目指していくという。研究開発店舗で蓄積した完全キャッシュレス、セルフオーダーのオペレーション、Fireless な Kitchenを進化させ、今後の店舗展開も想定し、より顧客の体験価値の向上を目指す同店の特徴は、①素材の力をいかした一皿、じっくり手間をかけた一皿を提供、②体験価値の向上を目指したテクノロジーを導入、③レストラン品質のフローズンミール「ロイヤルデリ」計25品を本格販売というもの。2017年に出店した研究開発店舗(馬喰町)では、生産性向上と働き方改革の両立を目指して、①ITによる店長業務の効率化、②キッチンオペレーション改革による調理工程短縮と料理の質の両立、③小規模・低投資型店舗の展開に取り組み、完全キャッシュレスやセルフオーダーのオペレーション、火と油のないキッチンでの調理などの研究をすすめてきたが、今回、二子玉川にオープンする新店舗では、「GATHERING TABLE PANTRY」の業態としての展開を見据え、顧客の体験価値向上を目指した運営の仕組みを構築。「完全キャッシュレス」を発展させ、店内で「楽天 Edy」のチャージ(入金)を可能にするほか、「顔認証決済」の実証実験の期間限定実施(一般の方はご利用不可)、予約/顧客台帳サービス POSを連携することで、予約体験とおもてなし力の向上などを展開していく予定。また、自社のセントラルキッチンでじっくり手間をかけて作った「レストランクオリティ(RESTAURANT-QUALITY)」の味を家庭でも楽しめるフローズンミールの新ブランド「ロイヤルデリ」を本格展開していくことで、高齢化や単身世帯の増加、女性の社会進出など、生活習慣が多様化する中、食品事業で培ったノウハウで内食市場への参入を図り、グループの新たな事業に育てていくとしている。