新型コロナウイルス長期戦で市民生活は
執筆者:編集部
新型コロナウイルスの影響で東京・銀座、ご覧の通り人通りはまばら(3月29日撮影)。4月に入ってもウイルスの拡散はやみそうになく、政府も長期戦覚悟と声明を発表、非常事態宣言も視野に入って来た。こうなると困るのは市民生活。先週からスーパーマーケットから食品が消えつつある。マスク、トイレットペーパーはもとよりない。スーパーマーケットの担当者に聞いてもいつ入るかわからない、の一点張りで、いかに危機管理がお粗末か痛感する。IT、AIとか最新情報、云々という言葉が先行するばかりで、実態は何の役にも立たないのが実情だ。こうした中、マスクの手作り報道が目立っている。ビデオを見るといとも簡単にマスクが完成し、効果を上げているようだ。政府は全国民にマスクがいきわたるような発言を繰り返しているが、できないことをさもすぐいきわたるような発言をやめて、手作りマスクの推奨を実行するべきだ。今日のテレビを見ていると国会議員のほとんどがマスクを着けて登場している。国会議員に特別配給があったのか、見事なぐらいマスクだらけだ。新型コロナウイルスを防御する最低のマスクすら手に入らない状況の中で、国会議員が優先して手作りマスクを着けて登場すれば、説得力も増すに違いない。