ダイドー「自動販売機での顔認証決済サービス」実証実験

      執筆者:motoe

ダイドードリンコ(本社:大阪市北区、代表取締役:髙松富也)は、日本電気(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長 兼 CEO:新野隆、以下 NEC)の顔認証技術を活用して、日本初となる自動販売機(以下、自販機)で顔認証による購入が可能となる「顔認証決済自販機」の実証実験を7月3日より開始した。同サービスは、利用者は、スマートフォンやタブレット等の端末を用いて事前に顔画像やクレジットカード情報、パスコードを登録することで、自販機で購入時に顔とパスコードの2要素認証により、簡単かつセキュアに決済が可能となるというもの。昨今、人々の価値観や行動様式、また働き方が大きく変容する中、自販機も時代に合わせて進化していく必要があると同社では考えており、今回、NEC の顔認証技術を活用して日本で初めて自販機に顔認証決済サービスを導入し、“手ぶら”で飲料を購入できる仕組みを実現。顔認証決済サービスによる飲料購入が可能になることで、オフィスや工場等において財布やスマートフォン等を持ち歩かずに済む「便利」さや「快適な環境」が実現できると期待している。同社では、国内飲料事業における売上の 8 割以上を自販機チャネルが占めるなど、業界有数の自販機網を主力チャネルとして事業活動を展開。今後も「グループミッション 2030」のもと、自販機ビジネスを“もっと身近で毎日の生活に役立つビジネスへ進化させる”という基本方針に基づき、自販機のイノベーションを推進していく意向だ。