キューピー「販売会社<キユーピーシンガポール>」新設
執筆者:motoe
キユーピー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長執行役員:長南収)は、中島董商店の子会社、MINATO SINGAPORE PTE.LTD.(以下ミナトシンガポール)の株式を取得し、10月1日からキユーピーの子会社として事業を開始することを発表した。同社は、ミナトシンガポールの株式の80%を第三者割当増資の引き受けにより取得し、連結子会社とするとともに、会社名をKEWPIE SINGAPORE PTE.LTD.(以下キユーピーシンガポール)に変更。10月1日から、シンガポールにおけるキユーピーグループの商品(マヨネーズ、ドレッシングなど)の輸入販売拠点とし、新体制で事業を開始、東南アジアの中心国であるシンガポールでキユーピーブランドを育成し、さらに販売強化を図るという。輸入先は、主に日本と東南アジア(マレーシアやタイなど)のグループ各社。 同社の東南アジア展開は、1987年のタイ進出から始まり、現在ではタイ・マレーシア・ベトナム・インドネシア・フィリピンに現地法人を設立し、マヨネーズ・ドレッシング・スプレッドなどの製造・販売を行っている。シンガポールは、東南アジアにおける6カ国目、6社目の現地法人となる。【会社の概要】 ■社名:KEWPIE SINGAPORE PTE.LTD. ■代表者:CEO(非常勤)杉森俊彦/COO(常勤)高田悠平 ■事業内容:マヨネーズ、ドレッシング等の輸入販売 ■事業開始日:2020年10月1日(新体制での事業開始) ■本社所在地:シンガポール共和国 ■資本金:100万シンガポールドル(日本円で約8,000万円、1シンガポールドル=80円で計算) ■出資比率:キユーピー80%、中島董商店20%