サントリー「弘前市、JAつがる弘前と協定締結」
執筆者:motoe
サントリーワインインターナショナルは9月30日、青森県弘前市及びつがる弘前農業協同組合(JAつがる弘前)と、津軽産ワインぶどうの生産拡大に向けた協定を締結した。弘前市の中でも、特に岩木山南東地域の気候や土壌はワインぶどうの栽培に適しており、同社の「ジャパンプレミアム 津軽産ソーヴィニヨン・ブラン」が「日本ワインコンクール」において2016年から3年連続で金賞を受賞するなど、ワイン産地としての注目も高まっている。今回の協定を締結することで、同社、弘前市、JAつがる弘前が、それぞれの強みを活かし、高品質なワインぶどうを安定的に生産し、将来、津軽から世界に誇るプレミアムワインを生み出せるよう取り組んでいくとしている。それぞれの役割は、弘前市が、「栽培適地の選定および情報提供」と「生産者確保に向けた啓発活動、生産者育成のための体制構築」、JAつがる弘前が、「生産指導体系の構築」と「津軽産ワインぶどうの取組開始にかかる支援」、同社が、「苗木の安定供給支援、技術指導・助言」と「弘前市と連携したワイン文化振興」となっている。なお、協定期間は2020年9月から2030年8月の10年間。