加藤産業「マレーシア食品卸　Ｍｅｒｉｓｏｎ株式取得」

加藤産業はこのほどマレーシア卸売企業Merison (M) Sdn. Bhd.の株式を取得したと発表した。買収理由は加藤産業グループ企業の存在感と、卸売業としての企業規模の確立、次代の成長を見据えて機能強化ならびにアジア地域の食品流通事業の拡大を目指す。Merisonは、マラッカやジョホールバルを中心としたマレーシア半島部中南部および東海岸を営業地域とする卸売企業。同社グループは、すでにマレーシアにおいてクアラルンプール首都圏および北部を中心に事業（Lein Hing Holdings Sdn. Bhd.他）を展開しており、本件買収によりマレーシア第二の市場である南部市場へ進出することが可能となり、マレーシア半島部全域をカバーできる。マレーシア南部（ジョホールバル）はシンガポールと隣接していることもあり、同社グループのシンガポール事業（Naspac Marketing Pte. Ltd.）とのシナジー効果も期待できる。所在地110, Jalan Melaka Raya 25, Taman Melaka Raya,75000 Melaka、代表者井原太郎、事業内容、日用雑貨・加工食品卸売業、資本金 2,000 千リンギット、設立年月日1982年2月4日、売上高 417,191 千リンギット（2019 年度）。