日本製粉「福岡工場プレミックス工場」竣工
執筆者:motoe
日本製粉(代表取締役社長:前鶴俊哉 本店:東京都千代田区)は、かねてより建設を進めていた、福岡工場プレミックス工場を完工、10月21日に竣工式を執り行った。福岡工場はこれまで製粉工場として小麦粉の安定供給に努めてきたが、高付加価値な業務用プレミックスの工場を新設し、より多くの消費者の多様なニーズに応えていきたいとしている。同社のプレミックス事業は、国内においては、竜ヶ崎工場(茨城県龍ケ崎市)、神戸甲南工場(兵庫県神戸市)の東西に生産拠点を設けており、今回の福岡工場プレミックス工場竣工により3工場体制となり、生産能力の増強が図られるとともに、効率の良い生産・物流体制を整えたこととなる。また、海外においても中国・上海とタイにおいてプレミックス工場を有し、近年、旺盛な需要に応え、生産能力増強を図るなど積極的に事業を展開していく予定で、さらに、インドネシアにおいても、プレミックス工場の新設を進めているという。【福岡工場プレミックス工場新設概要】■所在地:福岡県福岡市東区箱崎ふ頭6-11-5 ■延床面積:1,515平米 ■投資金額:12億円 ■製造品目:業務用プレミックス ■生産能力:9,000トン/年 ■竣工日:10月21日