キリン「第17回ガラスびんアワード優秀賞」受賞

      執筆者:motoe

キリンビール(社長:布施孝之)のグループ会社であるキリンディスティラリー(社長:押田明成)が製造している「キリン シングルグレーンウイスキー富士」が、日本ガラスびん協会(会長:石塚久継)が主催する「第17回ガラスびんアワード」において優秀賞を受賞した。本アワードにおける受賞は、同社の洋酒において初めてとなる。同社は、ガラスびんの持つ美しさや重厚感、高級感という利点を活用した、情緒的価値を引き出す技術開発にも力を入れているが、中でもジャパニーズウイスキーブランドでは、ウイスキーの価値をより高めるため、視覚に訴える加飾技術の開発に力を入れてきた。今回受賞したガラスびんの底に施された富士山のデザインは、2005年に発売した「富士山麓」で初めて採用したガラスびんの底部に厚みを持たせた成形技術を活用し、「富士山麓」のブランドイメージを形成。今回、当デザインについて「琥珀(こはく)色に反射して美しい」「視覚的な楽しみがある」「贈り物としても気品漂うぜいたくな商品」などの高い評価を集め、受賞に至ったという。